Art Directors Toolkit ヘルプ ユーザー インターフェース

ユーザー インターフェース

Art Directors Toolkit (ADT) の操作には、2 つの主要ウィンドウをよく利用します。[メイン] ウィンドウ、および [全体の結果] ウィンドウです。また、ADT は、スクリーン上のルーラーなどのツールを使用して、スクリーンに表示された任意のアプリケーション内のエレメントのサイズを計測するのに役立ちます。下記は、各ウィンドウと、ウィンドウに含まれるコントロール機能の一部についての説明です。

メイン ウィンドウ

このメイン ウィンドウを使用して、情報の入力や計算を行います。ADT の各ユーティリティは、このウィンドウに収納されています。タスクを実行するときに使用するコントロール機能の一部を、次に示します。


テキスト フィールド
テキストおよびサイズの入力に使用します。サイズ入力に使用されるテキスト フィールドには、単位を即時変換する機能があります。たとえば、サイズを入力する際に「インチ」を単位として選択した場合、「10.16 cm」という入力が、そのフィールドで自動的に「4 in」へと変換されます。

テキスト フィールドの変更は、キーボードの入力/リターン キーを押すまで、あるいは編集フィールド外に移動するまで適用されません。


カラー ウェル
(ボーダーあり)
これらのカラー ウェルをクリックすると、システムのカラー ピッカーが表示されます。選択中のカラー ウェルへの変更は、ADT の現在のユーティリティに適用されます。


カラー ウェル
(ボーダーなし)
ボーダーで囲まれたカラー ウェルとは異なり、これらのカラー ウェルはシステムのカラー ピッカーを起動できません。このカラー ウェルは、主として表示用です。


ポップアップ テキスト フィールド
ADT では、フォント ファミリーならびにスタイルを選択する際に、このポップアップ テキスト フィールドを使用します。ポップアップ テキスト フィールドは、情報を入力するためのテキスト フィールドとしての機能と、選択できるポップアップ メニューとしての機能を持ち合わせています。フィールドを選択している場合、キーボードの上下矢印キーを使用することで、選択をすばやく変更することができます。


ピクセル インスペクター
このボタンをクリックすると、拡大ウィンドウを表示することができます。サンプリングするピクセル/カラーの上に十字線が位置するように、このウィンドウを動かします。カラーをサンプリングするにはマウスのボタンを押し、キャンセルするにはキーボードの Esc キーを使用します。

全体の結果ウィンドウ

[全体の結果] ウィンドウは、[メイン] ウィンドウと関連しており、各ユーティリティからの結果を表示します。これは、フローティング ウィンドウとして、Art Directors Toolkit も含めた他のドキュメント ウィンドウの前面に表示されます。これを利用することにより、元のアプリケーションに切り替えることなく、ADT からの結果をすばやく表示したり、コピーしたりすることができます。

[全体の結果] ウィンドウでは、別のアプリケーションで作業をしている場合でも、ツールバーにある ADT アイコンをクリックすることで、Art Directors Toolkit を最前面に移動することができます。

このウィンドウから結果をコピーするには、テキストを範囲指定して、ツールバーにあるクリップボード アイコンをクリックします。クリップボードは、このウィンドウの中からテキストが範囲指定されている場合にのみ有効となります。

バージョン情報 ユーティリティ